恋愛詐欺師③
彼が言ってた仕事終わりの時間に、すぐに電話はきた。
「さっきはLINE途切れ途切れでゴメンね。
仕事中やったからさ…打ってる途中に、後ろに上司とか来るとやっぱり打ちづらくて、あんなんになってしまった…。」
連帯保証人は、地元の親友が鳶職やってて、独立するのにお金が必要だから頼まれてなった。
そしたら2カ月前に急に銀行から返済が滞ってるって連絡きて、そいつに連絡したら連絡とれなくて、地元の友達も最近あいつ見ないなって。独立したけど失敗したらしい。
で、俺も急に100万なんて額返済できないから銀行からキャッシングって形にして借りて、今少しずつ返済してる。
だから今の生活は何も困ってない…
でも、借金があるってこと黙ってるのは嫌だったから…
みたいなことをすごく事細かに説明した。
月の終わりまで会えない理由も、仕事のことや仕事の先輩の付き合いで入ってるサークルのことなど、本当に事細かに話した。
いやー…
詐欺師の話術…
スゴイんですよ…
こんなにきちんと説明してくれるなんてって
誠意を感じちゃうんだもん!!笑
私…連帯保証人って聞いてキヨシが詐欺師なんじゃないかって思った…
ネットで調べたら、メールや電話はマメだけど会おうとしないとか!
全部当てはまってた…( ;∀;)
とか言うと、俺それはほんとに心外だわw
なんてちょっと怒るそぶりも見せましてね…
「この際だからくみちゃんが心配してること気になってること全部聞いてよ?俺答えるから。」
で、ルームシェアしてるとか言ってたけどほんとは同棲とかなんじゃ?の疑惑とか
いやルームシェアしてる奴は…とこれまた全部説明してくれて、疑うなら遊びに来てもいいよって。
で、私は毎日LINEするより30分でもいいから会いたいって話をすると、日勤の日なら全然仕事帰りに会いに行くよって。
ちょっと明日から夜勤が続いて、送別会もあるけど○日から○日が日勤だから、その辺りねって。
で、電話を切った。
彼の誠実さが伝わって、私の不安は吹き飛んでいた。
もう詐欺師なんて微塵も思わなくなってた。
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